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札幌市移動支援、ガイヘルの食事時間は算定外について思うこと。


引用 札幌市移動支援事業 移動支援ガイドライン 平成28年4月 より

Q13 ヘルパーが一緒に食事をする場合 外出先で利用者とヘルパーが一緒に食事をした場合は、移動支援の算定は可能ですか。

A ヘルパーが食事をしている間は、常時支援が行われている状態とはいえないため、 原則として移動支援の算定対象には含まれません。

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あー、腹が減った。と思ったら食い気が引きました。

事業所との意見交換をして、作成されたものだそうですが、

地域性はあるのもわかりますが、何でこうなったかな?

知的ガイヘルは食事を業務に挟むことが多いです。

ですので、

ガイヘル出ているときは、体動かすのでランチタイム前になると

何を食べようか、利用者さんとガイヘルの間に、コミュニケーションの応酬が始まる事も。

何故って?

食事が好子である利用者さんは、多いです。

食事は、、楽しみですよね。

食事については、きっちり発信をしないと、望んだものが

食べられなくなる。

適当にしていたら適当なご飯しか出てこない。

そこで、知的ガイヘルは

面倒くさいヘルパーだなーなどと思われながらも、

利用者主体と、生活の質を高める、選択の機会を多く設定することを

考えてやりとりをしています。

1つ目。

・どこに入店するか問題。

「ファーストフードは、もういいじゃないの?

行く先々でおいしいお店は、絶対あるからそっちにチャレンジしてみませんか?」

という、ガイヘルの先制攻撃。

あの手この手を使って、了承貰って新しい店にチャレンジに成功したり失敗したり。

2つ目

・何を注文するか問題。

写真つきメニューがあれば、選びやすいですが文字だけになると

店員さんに聞かないと想像つきません。

ですので、店員さんに「これはどんな料理だ?」と

聞く必要が出てきて、それが出来るかどうか。

バックアップはする。是非自分で聞いてみてーと背中を押します。

3つ目

・料理が出てきてどんな感じで食べるのか?問題。

自分の料理をグワーと掻きこむ人、ゆーっくり食べる人、料理越境問題、食べたらすぐ出て行きたがる人、いろんな人がいます。

そこで、コミュニケーションを取るチャンス、ソーシャルスキルを磨くチャンスだ!

と思いガイヘルは食事場面を通じて、色んなアプローチを日々行っています。

越境する人にはマスキングテープで示したり、早食いの人にはあえてヘルパーの方がゆっくり食べてみる、などを通じて利用者さんとガイドヘルパーの2人が居て成り立つ、ガイヘルを意識しています。

ガイドヘルパーは仕事なんだから、利用者またせず早く食べるべきだという考えも一つ方法です。

ガイヘル研では、そこは利用者さんがヘルパーを待つ。相手を意識して相手の立場を尊重できる力をつける場面を作ってもよいと思っています。

それは社会性を見につけるために、ガイヘルの時間でやれることをやります。

傍から見るとどんくさい支援者、感度の悪い支援者を、あえて演出することで利用者さんの素の反応、本当の力を見る事が出来ます。

支援者という立場は厳然とあるのですが、一方的なコミュニケーションに陥ることなく

利用者さんとガイドヘルパーの相互のやりとりから生まれる、ガイヘル使って楽しいと思ってもらえる時間を作りたい、作るべきと考えています。

食事の場面を利用したコミュニケーション。

おいしくて、楽しくて、いい時間になったら一番良いなと思います。

そう、いちいちこんなことを考えているのが

ガイヘル研究会【知的】ガイヘルケンキュウカイカッコチテキです。

難波で定例会は奇数月第3月曜日19:30~

興味ある方は是非FBやブログに何かしら残してくださいね。

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