それでも台風時のガイヘルは止めておくべき3つの理由
こちらは大阪の本日の天気。
17/08/08のブログでも書いたのですが、改めて。
週末3連休の2日目に大阪に近づくという予報が、前日に出ていました。
結果から言うと、10:30頃に大阪市に暴風警報が出ました。
そこから、夜にかけて大した雨も降らず、風もさほど。。
で、結果的にガイヘル出れたんじゃないかなーと
思ったりするのですが、それでもやっぱり止めておいた方が良いと思う3つの理由。
ーーーーーーーーーーーーーーー
1、どうにもならない事が起こりやすい
2、ヘルプの体制が取りにくい
3、ガイヘルは出来るが、サバイバルは出来ない。
ーーーーーーーーーーーーーーー
1の説明
交通機関が止まる。施設が閉まる。 普段、起きないことが事故が起きる。
2の説明
ガイヘルを通常派遣した際、同時多発的に
交通機関の乱れなどで帰宅できないなどが発生した際
事業所のヘルプ体制を容易に越えてしまう。
3の説明 今回の台風18号は、「結果として大したことなかった」のですが
数十キロ針路が大阪に向いていた場合は、雨風ともに大変だったはず。
明石での中継を見ていたら大変な感じでした。
ですので、「結果として大惨事」だった。となる可能性があるわけです。
台風の接近時のガイヘルというのは。
「受傷リスク」「加害リスク」も増大します。
例えば、利用者やヘルパーの持ち物が風に飛ばされ紛失する。飛ばされたものが第三者に当たる。飛来物で怪我をする。
台風接近中のガイヘルで「何か」あった!ならば、その「何か」は想定内の事のはず。
安全第一ガイヘルです。「予想できる」リスクに飛び込むことはしません。
身の危険を感じながらの、余暇支援は成り立たないですから。 もっと簡単な理由は荒天時サバイバルは訓練されていないのです。
工事現場の足場が崩れる、老朽化した建物の壁や看板が落ちるなどは
今回でもありました。もはやサバイバルです!
ここからは蛇足ですが 事業所としては同時にガイヘルさんの安全確保も考えています。
ガイヘル時間中は大したことなくても、業務終了後に荒天が予想される場合、ヘルパーさんが安全に自宅に帰れるか?交通機関はあるか?なども含めて考えます。
ですので、台風が接近し荒天が「予想できる」場合は、
前日に連絡させてもらっています。
※当日にキャンセル等の連絡をすると電話がこみ合うため。
個々の事業所さんで細かな点は違うと思いますが、
概ね同じような事を考えているのでないかと思います。
Oハシ