持ち物管理は知的ガイドヘルパーの仕事?
知的ガイドヘルパーの皆さん元気ですか?
また、利用者さんを送り出すグルホスタッフ、放デイスタッフさん、こんばんは。
さて本日はタイトルの通りです。
利用者さんの持ち物管理問題。
どこでもありそうな問題ですよね。
皆さんの事業所では、利用者さんの持ち物管理をどのようにルール設定していますか?
先日聞こえてきたトラブル案件です。
「利用者Aさんが財布を落としてしまい、昼食代が無いためヘルパーが立替えた。精算してほしい。」
とグルホスタッフさんが??となっているのを聞きました。
理由とすれば一見まっとうな発言。とも思えるのですが、、、、何か、こう、なんというかな、わかります?この感じ。
思いつく言葉に直すと「それで、良いのか?」
という印象を受けました
結果は、事業所さんの判断による。
ということで落ち着きそうです。
この事業所さんの判断基準は、
「Aさんが【自己管理】しているのだから、ヘルパーと事業所に責任は無い。」
おそらく契約時にもそのような説明をしているのでしょう。
きっちりした事業所さんだと思います。
ただ、さっきも言った通り「それで、良いのか?」
と思ってしまいます。
Aさんが自分で自分の財布を持つことは、当然のことです。
でも外出時においてサポートを必要とする方だからこそ、
知的ガイドヘルパーが存在するのです。
落とす、かもしれない。
外出時の持ち物管理の練習をしている、かもしれない。
と考えた時に、今回の事業所の判断基準はAさんに
寄り添ったものではないと感じるのです。
無くしたのはAさんの自己責任。
そう考えることもできます。
でもAさんも好きで落としたわけでは、ないと思います。
財布を落としてなくしてしまったことに、ショックを受けて
悲しくなっているかもしれないのです。
ガイドヘルパーがお仕事として、付き添っているのであれば
一緒にいるAさんをそんな状況にさせてはいけないと思うのです。
自己管理している以上、Aさんの自己責任である。
または
付き添っていたガイドヘルパーにも責任の一端がある。
とどのように考えるのかで
ガイドヘルパーに求められる資質のハードルは高くも低くもなります。
私は、そのハードルは高くありたいと考えますが、皆さんはどうお感じでしょうか?
Oハシ